みなさま、こんにちは。
今回ご紹介する作業はゼロクラウン(18系クラウン)アスリートの定番不具合、テールレンズのLED切れによる交換修理です。
ゼロクラウンではテールレンズのストップ球にLEDを使っていて、無数に光るLEDが綺麗で魅力的でもあるのですが…
年数が経ってくると少しずつ点灯しない箇所が増えて、最後にはブレーキランプが見えなくなってしまいます。
そうなる前に、やはり後続車にブレーキのタイミングを知らせるとても大事な部品ですので早めの交換修理が必要です。
修理の選択肢としては3つあります。
・LEDを打ち換えてくれる業者へお願いする。
※テールレンズを外して送らないといけないので、修理中は車に乗れません。
・純正新品でテールレンズユニットを丸ごと交換する。
※たしかユニットで3万円くらいするので工賃もいれるとかなりの金額に…
・正常に点灯する中古品へ交換する
予算や時間のことを考えると良品中古の選択が多い気がします。
今回は良品中古への交換を行っていきます。
タイトルには前期と入れましたが、前期も後期も同じようにLEDが切れますし作業手順も同じですのでよろしければ参考にしてくださいm(__)m
ゼロクラウンのテールレンズ交換に必要な工具
作業難易度は低めで必要な工具も少ないです。
・10mmのボックスレンチ
・10mmのメガネやモンキーレンチなど
・プラスドライバー
・内張はがし
E-Value 整備工具セット EST-1682RE(1セット)【E-Value】
こんな感じの工具セットでもあれば揃ってしまいます。
ゼロクラウンのテールレンズ交換作業
では早速、交換作業を進めていきます。
まずはトランクを開けます。
…そりゃそうですよねm(__)m
テールレンズの裏側にあるカバーは工具を使わなくても外せます。
次にレンズ裏をおおっている内張を少しめくり上げます。
するとネジに10mmのナットが付いているのが見えますので、画像の黄色丸のナットを3つ、10mmソケットレンチやメガネを使って取り外します。
外れたナットを下へ落とさないように気を付けてください。
テールレンズへついているカプラーをツメを押しながら引き抜きます。
テールレンズユニットを後方へ引っ張って外します。
パッキンなどが固着しているとかたいかも知れませんが、振動を与えたり揺らしたりしながら外します。
外した手順と逆に作業して良品中古を取り付け。
点灯確認をして作業完了です。
プラスドライバーと内張はがしが登場していませんでしたが…
内張を少しめくった作業がやりづらい方はドライバーや内張はがしをつかって内装パネルをもう少し外しても良いかと思いますが、今回の手順でも作業は難しく無いかとは思います。
ゼロクラウンのテールレンズ交換料金(工賃)の目安
修理にあたりまして、やはりどれくらいの金額がかかってくるのかも気になるところだと思います。
費用の目安としまして、今回は中古部品屋さんでテールレンズを中古で手配しましたので下記の金額が修理にかかりました総額です。
・右中古テールレンズユニット部品代 11,000円(税込み)
・テールレンズユニット交換工賃 5,500円(税込み)
・合計金額 16,500円(税込み)
おわりに
ロイヤルサルーンであればLEDユニット単体で交換できて費用も安いのですが、アスリートは何故だかレンズごとの交換に…
長く乗るのであれば業者へ出してLEDを打ち換えてもらうのが良いかなと思いますが、時間、費用のことも含めて最良の選択をしてくださいm(__)m
当店でも修理可能ですので、ご来店可能なお客様は気軽にご相談ください!!
それではまた!!
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