今回ご紹介の作業はレガシィツーリングワゴンのドアロックモーター交換です。
BP5の型のレガシィはドアロックが弱く、経年劣化によってモーターの動きが鈍くなります。
するとキーレスや集中ドアロックスイッチで操作したにも関わらず、ドアロックが動かない事態が起きます。
ロックしたはずがロックされていない、開錠したはずがドアが開かない。
閉めたつもりで実は開いていたとなると車上荒らしも心配ですね。
交換作業は簡単ですので、今回は中古のドアロックモーターを準備して交換していきます。
レガシィツーリングワゴン(BP5)のドアロックモーター交換に必要な工具
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
レガシィツーリングワゴン(BP5)のドアロックモーター交換作業
では早速交換作業を進めていきます。
交換をする車両はこちらです。
ちなみにレガシィB4(BL5)も同じ作業手順となります。
交換作業を行うのは右後ろのドアのロックモーターです。
キーレスを使っていると、反応するときと反応しない時があります。
まずはドアノブのある場所のカバーを外します。
ツメで止まっているので隙間に内張はがしやマイナスドライバーを入れて外します。
カバーが外れたらネジが見えるので、こちらをプラスドライバーで外します。
次にこちらの取手を外します。
こちらもツメで止まっているだけなので引っ張って外します。
すると上下にネジがあるので、プラスドライバーで2本とも外します。
これでドアの内張が外せますので、手前に引っ張ります。
ドアオープナーとドアロックのワイヤーがあるので、こちらを取り外します。
ふたをあけたら、白と黒の台座に固定されている部分を上へ抜き、先端の玉になっている部分を隙間からずらして外せばワイヤーごと外せます。
こちらは先端の玉部分を外したところ。
白と黒と両方を外します。
パワーウィンドウのカプラーも抜きます。
ドアロックモーターはワイヤーからドアロックの金具までが一体になっているアッセンブリーで交換しますので、プラスドライバーを使い、ドアサイドの3本のネジを外します。
防水カバーをめくりながら、ワイヤーを外へ出します。
ここまで引っ張り出します。
ドアロックモーターへ給電しているカプラーを取り外します。
ドアオープナーは、先端の白いロックを反時計回りに解除して引き抜きます。
この状態で手前に引けば外れます。
あとは知恵の輪のように、ユニット本体をねじりながら取り外します。
最後に手配した部品を逆の手順で取り付けて完了です。
お疲れ様でした。
レガシィツーリングワゴン(BP5)ドアロックモーター修理の金額
修理金額につきましては、単純に部品代+工賃となります。
今回は中古の部品を手配しましたので、
・中古ドアロックモーターユニット 5,500円(税込み)
・ドアロックモーターユニット取替工賃 5,500円(税込み)
合計で11,000円でした。
当店では持ち込み作業にも対応していますので、気軽にご相談ください!
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